2016年4月23日土曜日

未来時制 willとbe going toの違い

【be going to】
未来を表すために、"be going to"を用いることもあるが、"will"を用いるときより、「以前からそうする〔なる〕ように決まっている」というニュアンスが強い。

2:事実として述べる場合「~になる、~をする」
自信をもって予測を述べる場合、"be going to"を頻繁に使う。
主語は一、二、三人称でも、生物でも無生物でもよい。
  ・He is going to get better.(彼は調子がよくなりますよ)
  ・The way things are sold is going to change now because of the Internet.
   (物品の販売法は、これからインターネットの影響で変わります)
  ・She is going to have another baby in a few weeks.
   (数週間すれば、彼女にはもう一人赤ちゃんが生まれるよ)

【補足①】<be going to do>・<be about to do>と過去形
be about to do>は<be going to do very soon>の意味で、より接近した未来を表し、差し迫った感じを出すためにさらにjustなどで強調する。
be going to>を過去形にすると、
was going to leave you a message.(君に伝言を入れる予定だったが)
のように、実現しなかったことを暗示することが多く、wasをhad beenにすると、さらに非現実の意味が強まる。一方、I was just about to leave a message.(ちょうど君に伝言を入れるところだった)も似た意味で、やはり差し迫った未来を表す。

【補足②】willbe going toの違い
"will~"と"be going to~"は、いずれも「これからの話」を示し、極めて似ているように見えるかもしれないが、話し手〔書き手〕の意識によって使い分けられているものである。
例えば次の二つの質問の仕方がある。
  ・Will you call her tonight?(今夜、彼女に電話しますか)
  ・Are you going to call her tonight? (今夜、彼女に電話する予定ですか)
ここでは、"Will you call ~"は「彼女に電話するかどうかはまだ決めていないでしょうけれど、どうしますか?」といった感じの質問だが、"Are you going to call ~"は「彼女に電話するかどうかもう決まっているでしょうけど、どうする予定ですか?」といった感じになる。要するに、「これからの話」に対して、"be going to"のほうには、「話はもう決まっている」という意識があるわけだ。 


【その他の未来を表す表現】 
1:現在時制で
  ・He retires at the end of the year.(彼は今年末で退職します)
2:現在進行形で
  ・ We are visiting Paris next summer.(私たちは来年の夏にパリを訪れます)

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用  

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