2016年4月15日金曜日

現在時制 性質・状態・習慣・社会通念

【現在時制の表す意味】
英語の現在時制は、日常生活の「今」だけでなく、
今を含んだ、時間を超越した事実を示すのに用いられる。

1:現在の性質・状態
  現在を中心とした持続的な性質や状態を表す。
  主にbe動詞やhave、継続的な性質・状態を表す動詞、感情、知覚などを表す動詞が用いられる。
  ・He has a bad cold.(彼はひどい風邪をひいている) 
  ・She likes to watch television.(彼女はテレビを見るのが好きだ) 


2:現在の習慣的な動作・反復的な出来事
  今も含めて習慣的に行っていることを表す。
  動作動詞でも日常習慣的に行っている場合には、現在時制で一種の状態化していることを表す。
  ・She usually wears jeans to work.(彼女はたいていジーンズをはいて仕事に行く)

【補足】
  Birds fly.(鳥は飛ぶ)は一般的に「鳥は飛ぶ生き物だ」という意味。
  「鳥が飛んでいる」という具体的な事実を描写するなら、A bird is flying.となる。

3:真理や社会通念
  ことわざなどにも見られるように、時間を超越して今はもちろん、
  いつの時代にも当てはまる真理や社会通念は、たいてい現在時制を表す。
  ・Sea water freezes at minus 1.8 degrees C.(海水はセ氏氷点下1.8度で凍る)
  ・Every dog has its day.(どんな人にも一度は得意な時がある)<ことわざ>
 
-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用  

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