【過去時制の形】
過去時制は動詞の過去形で表す。過去形は、規則動詞の場合は原形に語尾の-edをつけ、不規則動詞の場合は、それぞれの活用形に従って語形変化する。
【過去時制の用法】
2:現在完了の代用
ever、neverを伴って、過去から現在までの経験を表すこともある。
・Did you ever have a dream like this?(こんな夢を見たことがありますか?)
※これは通常"Have you ever had...?"と現在完了形で表現する質問だが、くだけた言い方として、
とりわけ子供の間には、このように過去形で表現するケースもある。
3:過去形をいくつか並べて使うとき
①出来事の順に並べるとき
過去のある時期にいくつかのことが連続して起こった場合には、
起こった時間の順に並べていくなら、すべてが過去時制になる。
・I got up, made coffee, and went to the garage.
(私は起きるとコーヒーをいれ、それからガレージに行きました)
②afterやbeforeなどがあって、時の前後関係がわかるとき
時の関係は文脈から判断できる場合が多いが、
単文でも時と示す副詞(句)をつけてわかりやすくするのが普通である。
複文でもafterやbeforeなどで前後関係がわかれば、先に起こった方も過去時制のままで構わない。
・The train pulled out before I arrived.(列車は私が着く前に発車した)
※二つとも動詞が過去形のままでも、beforeによって、列車が出た方が先であることはハッキリしていて、
順序がわかるから、結果的には①と同じことである。
「The train pulled out when I arrived.(私が着いた時に、その列車は発車した)」 では、
"when"は同時を表すから、「私が着いた」と「列車が出た」という二つの出来事が
単に同時に起きたことを述べていることになる。
「The train had aleready pulled out when I arrived」
(私が着いた時には、その列車はもう出てしまっていた)という場合は、
「列車が出た」のは、「私が着いたとき」より更に過去のことを表している。
わずかの差で遅れたのなら"had just pulled out"を使えばよい。
-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用
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