2016年4月10日日曜日

動詞+前置詞

【動詞+前置詞】
<自動詞+前置詞>で他動詞の働きをする句動詞。
自動詞だけでは目的語をとれないが、前置詞がつけば、その後に目的語をとることができる。
この類の句動詞の本体である自動詞の直後に、目的語として名詞をつけることはできない。
<自動詞+前置詞>(たとえばlaugh at)全体でまとまって目的語をとるので、
前置詞をつけたまま「be laughed at」のような受動態になる。


1:同じ自動詞につく前置詞による意味の違い
  同じlookという自動詞に前置詞のforがついて、look forになると、
  「探す」という意味になり、afterがつくと「~の世話をする」という意味になる。
  ・Our class consists of fourty pupils.(私たちのクラスは四十人からなっている)
  
  ・Happiness consists in contentment.(幸福は満足にある)

2:同じ動詞が自動詞にも他動詞にもなるため誤りやすいもの
  同じ動詞が自動詞にも他動詞にも使われるので<自動詞+前置詞>か、
  <他動詞+副詞>かわかりにくい場合がある。
  ・I got off the bus at the next stop.(私は次の停留所でバスを降りた)
  ※このgetは「~へ動く」という意味の自動詞。
   in、on、intoなど色々な前置詞とともに「移動」を表す。
   自動詞だからget the bus offとはいえない。


  ・You will never get back the money.(そのお金を返してもらうことは無理です)
  ※このgetは他動詞なので、get the money backということもできる。

 
【名詞を含む成句動詞】
1: <他動詞+名詞>で一つの自動詞的役割を果たすもの
  ・When is the wedding going to take place? (結婚式はいつ行われるのですか?)

  ・The bridge gave way because of the flood.(洪水のため橋が壊れた)

2: <他動詞+名詞+前置詞>
  ・Take advantage of this special offer!(この特別サービスをお見逃しなく) 

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

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