単語をその形態や機能から分類したものを品詞という。「品」は品種などの品と同じ用法で、要するに、品詞とは単語の区分けという意味である。英語ではふつう次の八つに分ける。
1:名詞(略語n.)
人や事物の名前や概念を表す語。名詞は、文の中で主語、目的語、補語などになり、数と格の変化がある。
・That is my uncle's house.(あれは私のおじの家です)
※uncle'sは名詞uncleの所有格。houseは「家」の意の名詞で、isの補語。
2:代名詞(略語pron.)
名詞の代用をする語。主語、目的語、補語などになり、数・格・性・人称による変化をする。
・Each of the girls brought her boyfriend.
(少女たちはそれぞれボーイフレンドを連れてきた)
※eachは代名詞で主語。herはeach of the girlsを受けている代名詞で所有格。
・Which is yours?(どちらがあなたのものですか)
※whichのようなwh-形の語で疑問文に使われる語は、疑問詞ともいわれる。
ここでは疑問代名詞。
yoursは「あなたのもの」の意味の所有代名詞で、補語になっている。
3:形容詞(略語adj.)
名詞・代名詞を修飾する語。名詞などに直接ついて修飾するほた、補語の形でも修飾する。
比較変化をするものとしないものがある。
・His shoes are dirty and worn.(彼の靴は汚れており、履き古されている)
※dirtyは「汚れている」の意の形容詞。wornはwearの過去分詞からきた形容詞。
ここでは、dirtyもwornも動詞areの補語になっている。
冠詞(a、an、the)も形容詞である。
・There was a kind of sourness in the flavor.(その味にはある種の酸っぱさがあった)
4:動詞(略語v.)
主語の動作や状態などを表す語。数・人称・時制・法の変化を持つ。「本動詞」と組み合わせて時制・法・態などの形態をつくるものを助動詞といい、動詞の中に含める。
・I will come soon.(すぐに参ります)
※comeが本動詞。willは未来を表す助動詞。
5:副詞(略語adv.)
動詞、形容詞、副詞を修飾する語。文全体を修飾することもある。比較変化をするものとしないものがある。
・Light travels very fast.(光は非常に速く進む)
※副詞のfastは動詞travelsを修飾しており、副詞のveryは、副詞のfastを修飾している。
6:前置詞(略語prep.)
名詞・代名詞などの前に置いて、その語と文中の他の語句との関係を示す語。
これによって形容詞句や副詞句ができる。
・I haven't seen her in[for] five years.(彼女とは五年もの間会っていない)
※in[for] five yearsで期間を表す副詞句である。
7:接続詞(略語conj.)
語と語。句と句。節と節とを結びつける語。
・We sang and danced.(我々は歌ったり踊ったりした)
・Do the work as you were told.(その仕事は、言われた通りにしなさい)
※二番目の文では、、asは「~のように」の意味で、節と節を結んでいる。
8:間投詞(略語interj.)
喜びや悲しみなどの感情を表す語。鳴き声や擬音なども含める。間投詞は、本書では改めて解説しないので、ここに概略を示しておく。
・Ouch, that really hurts!(あ、痛っ。本当に痛いんだよ)
※ah(ああ)、eh(えー)、er(えー)、oh(おお)、wow(わあっ)など。
・Hi. How are you?(やあ、元気?)
※hello(やあ)、hey(おい)、hi(やあ)、hush(しーっ)など。
・Bang bang! You're dead.(バンバン、お前は死んだ)
※昔、アメリカの子供たちが西部劇ごっこをしたときによく使ったセリフである。
crack(ぼちゃん)、jingle(りんりん)、pop(ポン)、puff(プカプカ)など。
・Meow,meow,meow, then they began to sigh.
(にゃご、にゃご、にゃーご、そこでため息をつき出した)<マザーグース>
※baa(メー)、bow-wow(ワンワン)、buzz(ぶーん)、moo(モー)など。
・Come, tell me all.(さぁ、全部話しなさい)
※my(おや、まあ)、say(あのね)、thanks(ありがとう)など。
【発展】
thanksも単独で言うときは間投詞として働くので、Thanks a lot.などと言う。
-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用
・Light travels very fast.(光は非常に速く進む)
※副詞のfastは動詞travelsを修飾しており、副詞のveryは、副詞のfastを修飾している。
6:前置詞(略語prep.)
名詞・代名詞などの前に置いて、その語と文中の他の語句との関係を示す語。
これによって形容詞句や副詞句ができる。
・I haven't seen her in[for] five years.(彼女とは五年もの間会っていない)
※in[for] five yearsで期間を表す副詞句である。
7:接続詞(略語conj.)
語と語。句と句。節と節とを結びつける語。
・We sang and danced.(我々は歌ったり踊ったりした)
・Do the work as you were told.(その仕事は、言われた通りにしなさい)
※二番目の文では、、asは「~のように」の意味で、節と節を結んでいる。
8:間投詞(略語interj.)
喜びや悲しみなどの感情を表す語。鳴き声や擬音なども含める。間投詞は、本書では改めて解説しないので、ここに概略を示しておく。
・Ouch, that really hurts!(あ、痛っ。本当に痛いんだよ)
※ah(ああ)、eh(えー)、er(えー)、oh(おお)、wow(わあっ)など。
・Hi. How are you?(やあ、元気?)
※hello(やあ)、hey(おい)、hi(やあ)、hush(しーっ)など。
・Bang bang! You're dead.(バンバン、お前は死んだ)
※昔、アメリカの子供たちが西部劇ごっこをしたときによく使ったセリフである。
crack(ぼちゃん)、jingle(りんりん)、pop(ポン)、puff(プカプカ)など。
・Meow,meow,meow, then they began to sigh.
(にゃご、にゃご、にゃーご、そこでため息をつき出した)<マザーグース>
※baa(メー)、bow-wow(ワンワン)、buzz(ぶーん)、moo(モー)など。
・Come, tell me all.(さぁ、全部話しなさい)
※my(おや、まあ)、say(あのね)、thanks(ありがとう)など。
【発展】
thanksも単独で言うときは間投詞として働くので、Thanks a lot.などと言う。
-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用
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