2016年3月25日金曜日

知覚動詞

【知覚動詞】
味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚の五感が関係する行為や作用を表す動詞。

■知覚動詞の例
・味覚 :taste
・聴覚 :hear,listen to,overhear,sound
・嗅覚 :smell
・視覚 :look at,observe,see,watch
・触覚 :feel,notice,perceive,smell,touch

タイプ別用例
1:見る
I saw my son taking a nap.(息子がうたた寝をしているのを見た)
I saw my son take a nap and fall from the bed.(息子がうたた寝をしてベッドから落ちるのを見た)
※上の例は、「うたた寝しているところ」を見たのに対し、
 下の例は、「ベッドから落ちるまでの全て」を見たことを意味する。

2:聞く
I heard my son talking about me.(息子が私の話をしているのを聞いた)
Did you hear my name called?(私の名前が呼ばれたのを聞きましたか?)
※過去分詞を使用すると受動の意味となる。

3:感覚
I smell something sweet.(甘い匂いがする)
I noticed she got her hair cut.(彼女が髪を切ったことに気付いた)
※smellは「smell+O+~ing」の形をとる。

【補足】
・「呼ばれるのを聞く」について
Did you hear your name called?(名前を呼ばれたのが聞こえましたか?)
→1度呼ばれたのが聞こえたかどうか。

Did you hear your name being called?(名前が何度も呼ばれたのが聞こえましたか?)
→何回も続けて呼ばれていたのが聞こえたかどうか。

Did you listen to your name being called?(名前が呼ばれているのを聞いてましたか?)
→時間をかけて意識的に、何回も続けて名前が呼ばれていたのが聞こえたかどうか。

Did you listen to your name called? 
→文法的に誤り。「listen to」を使用する場合「~being called」との組み合わせが必須。

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

0 件のコメント:

コメントを投稿