2016年3月31日木曜日

本動詞のdo

【本動詞のdo】
doの本動詞用法

1:doの語形変化
  ・現在形    :主語が三人称単数の場合のみdodoesになる。
  ・過去形    :人称や数に関係なくdidになる。
  ・現在分詞:doing
  ・過去分詞:done

2:doの用法と意味
  ・他動詞用法
   様々な目的語をとって、ある行為をすることを表す。
   Don't anybody move!(誰も動くな!)
   So I did see you!(やっぱりお会いしましたね)
   
  ・自動詞用法
   活動などの意味を表す。
   How are you doing?(調子はどうですか?)
    「間に合う」の意味で、will(would)とセットで用いる。
   That will do.(それで事足ります)
   That should do.(きっと事足りるでしょう) 

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

2016年3月30日水曜日

be動詞

【be動詞】
be動詞の本動詞用法

1:be動詞の語形変化
  ・現在形
   一人称:I am,You are
   二人称:You are
   三人称:He(She,It) is,You are  
  ・過去形
   一人称:I was,You were
   二人称:You were
   三人称:He(She,It) was,You were

2:be動詞の用法と意味
  ・不完全自動詞 「~である」
   第二文型(S+V+C)に用いられ、C(主格補語)をとる。
   Sky is blue.(空は青色である) 

  ・完全自動詞  「存在する」「~にあ(い)る」
   God is.(神は存在する)
   The camera is on my desk.(カメラはデスクの上にある)
   ※主語が不定の場合は<There is~>構文を用いる。
   The event is on 6th of March.(3月6日にイベントがある)
   Put your socks back where they were.(靴下を元の場所に戻しておきなさい)

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用

2016年3月29日火曜日

日本語と発想が違うために誤りやすい動詞

【日本語と発想が違うために誤りやすいもの】
日本語との関係上、誤りやすい動詞がある。

1:come、go
  come :話し手の所に来るだけでなく、相手の所へ行くのにもcomeを使用する。
  go   :話し手や相手が、二人のいる所以外の場所に行くのはgo
 
  ・I will come and see you later.(後でお会いしに行きます)
  ・Let's go out!(外出しましょう)

  
2:drink、eat
  drink :drinkはカップから直接飲むときに用いる。
  eat    :スプーンを使って飲む場合にはeatを用いる。

  ・I drank some milk.(牛乳を飲んだ)
  ・I ate soup at dinner.(夕食にスープを飲んだ)
 

3:tell、show、teach
  tell     :案内などで、口頭で教える場合はtell
  show :案内などで、地図や絵を用いたり、同行して教える場合はshow。 
  teach  :案内などでは用いえない。「知識や技能」を教える意味の為。
  
  ・I told(showed) him how to get to the station.(彼に駅までの行き方を教えた)
  ・I teach English at a cram school.(塾で英語を教えています)

4:borrow、use
  borrow:持ち運び出来るものを借りるのはborrow
  use     :移動出来ないものを借りるのはuse

  ・You can borrow these books from the library.(これらの本は図書館から借りれます)
  ・You may use my name.(私の名を使ってよろしい)

【補足】
borrowはフォーマルな表現には向かない。
移動出来ないものにはuseを使い、borrowは使わないという原則であるが、
くだけた表現としてuseの代わりにborrowを使用する場合がある。
しかし、フォーマルな場では、borrowは使用しない。

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用

2016年3月28日月曜日

日本語では同じ表現をする動詞

【日本語では同じ表現をするもの】
日本語との関係上、誤りやすい動詞がある。

1:「かく」  write、draw、paint
  write :文字を書く
  draw :線や絵や図を描く
  paint :絵具などで絵や図を描く
 
  ・I wrote a will.(遺言書を書いた)
  ・I drew animals from life(動物を写生した)
  ・Wet Paint!(ペンキ塗りたて)
  
 
2:「忘れる」 forget、leave
  forget :持っていくのを忘れる
  leave   :置き忘れた場所を示す語句があるときに使用

  ・I forgot to bring my lunch.(昼食を持っていくのを忘れた)
  ・I left my lunch box at my office.(会社にランチボックスを忘れてきた)
 

3:「盗む」 rob、steal
  rob  :AからBを盗む → rob A of B
  steal :AからBを盗む → steal B from A 

  ・I robbed her of her jewerly.(彼女から宝石を奪い取った)
  ・Her jewerly was stolen yesterday.(昨日、彼女の宝石が盗まれた)


4:「登る」 climb、go up
  climb  :手足を使って登る
  go up  :手段を問わず、登る

  ・I will climd Mt. Fuji tomorrow.(明日、富士山に登ります)
  ・The plane went up.(飛行機が上昇した)

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用

2016年3月27日日曜日

再帰動詞

【再帰動詞】
主語のする動作が主語自身に向けられることを表す動詞で、
oneselfがついていても、日本語訳では「自分自身を~する」とは言わない。

■再帰動詞の例
1:常に目的語としてoneselfを必要とするもの(成句的な文語表現)
  absent oneself from(~に欠席する)
  avail oneself of(~を利用する)
  pride oneself on(~を自慢する)
 
 ・He has availed himself of every opportunity to study.(彼は勉強のためにあらゆる機会を利用した)

2:本来は再帰動詞だが、oneselfを省略できるもの
  adjust (oneself) to (~に適応している)
  behave (oneself) (行儀よくする)
  hide (oneself)) (隠れる)
  identify (oneself) with (~と共鳴する)
 
 ・Please behave (yourself) (行儀よくしなさい)   

3:自動詞用法がないために、自動詞的な意味を表すのにoneselfを目的語にとるもの。
  content oneself (満足する)
  enjoy oneself (楽しく過ごす)
  excuse oneself (一言断って中座する)
  flatter oneself (得意に思う) 
  occupy oneself (従事する)
  present oneself (出頭する)
 
 ・I enjoyed myself making dinner.(夕食作りを楽しんだ)

【補足】
wash  oneself,dress  oneself,shave  oneself などは、
最近は「自分でする能力」について用いることが多い。
「身体を洗う」は、washまたはhave a washで使用する。

 ・Can you wash yourself in the bath, if someone helps you in and out.
 (誰かが出入りを手伝えば、風呂で自分自身を洗うことが出来ます?)

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

2016年3月26日土曜日

使役動詞

【使役動詞】
「Oに~させる」という意味を表す動詞。
※「Oが~する(している)のを見る(聞く)」などの意味を表すのは知覚動詞。

■使役動詞の例
・make
・let
・have
・get

タイプ別用例
1:make
makeは「(無理にでも強制的に)~させる」という意味。

■<make+O+原型不定詞>で使われる。
・He made me clean the apartment.(彼は私にアパートを掃除させた)
※受動態では、I was made to clean the apartment.となる。

2:let
letは「(相手がしたがっていることを)~させてやる」という許可を表す。

■<let+O+原型不定詞>
・My brother won't let me play the new video game.(兄は私に新しいTVゲームをやらせてくれない) 

■Let us~とLet's~
Let us~は、「我々に~させてくれ」という使役動詞。
Let's~は、「~しよう」という勧誘を表す。
Let us know what's going on.(何が起こっているか我々に教えてくれ) 
Let's eat dinner.(夕食を食べましょう)

3:have
haveは当然してもらえること「~してもらうようにもっていく」ことを表す。

■<have+O+原型不定詞>
・I had my son clean up my car.(私の車を息子に掃除させた) 

■<have+O+現在分詞>
・I had the whole audeince crying.(聴衆全員を泣かせた) 
※「~している状態にする」という意味でよく用いられる表現。

■<have+O+過去分詞>
・I had camera repaired.(カメラを直してもらった) 

4:get
getは「(説得などをして、なんとか)Oに~させる」という意味を表す。

■<get+O+to do>
・How can I get him to break up his girlfriend?(どうしたら彼に彼女と別れさせることが出来るだろうか?)


【補足】
否定文中の<have+O+doing>
この形が否定文に使用されるとき、批判的なニュアンスが強められる。
・I 'd hardly have my kids going out at night.(夜間、子どもたちに外出はさせない) 

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

2016年3月25日金曜日

知覚動詞

【知覚動詞】
味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚の五感が関係する行為や作用を表す動詞。

■知覚動詞の例
・味覚 :taste
・聴覚 :hear,listen to,overhear,sound
・嗅覚 :smell
・視覚 :look at,observe,see,watch
・触覚 :feel,notice,perceive,smell,touch

タイプ別用例
1:見る
I saw my son taking a nap.(息子がうたた寝をしているのを見た)
I saw my son take a nap and fall from the bed.(息子がうたた寝をしてベッドから落ちるのを見た)
※上の例は、「うたた寝しているところ」を見たのに対し、
 下の例は、「ベッドから落ちるまでの全て」を見たことを意味する。

2:聞く
I heard my son talking about me.(息子が私の話をしているのを聞いた)
Did you hear my name called?(私の名前が呼ばれたのを聞きましたか?)
※過去分詞を使用すると受動の意味となる。

3:感覚
I smell something sweet.(甘い匂いがする)
I noticed she got her hair cut.(彼女が髪を切ったことに気付いた)
※smellは「smell+O+~ing」の形をとる。

【補足】
・「呼ばれるのを聞く」について
Did you hear your name called?(名前を呼ばれたのが聞こえましたか?)
→1度呼ばれたのが聞こえたかどうか。

Did you hear your name being called?(名前が何度も呼ばれたのが聞こえましたか?)
→何回も続けて呼ばれていたのが聞こえたかどうか。

Did you listen to your name being called?(名前が呼ばれているのを聞いてましたか?)
→時間をかけて意識的に、何回も続けて名前が呼ばれていたのが聞こえたかどうか。

Did you listen to your name called? 
→文法的に誤り。「listen to」を使用する場合「~being called」との組み合わせが必須。

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

2016年3月24日木曜日

動作動詞と状態動詞

【動作動詞】
具体的な行為を表現する動詞を動作動詞。

■動作動詞の例
・移動関連    :come,enter,fall,fly,go,jump,swim,turn
・獲得、使用関連 :catch,get,spend,take,use
・加圧、牽引関連 :drag,draw,press,pull,push
・設置、除去関連 :remove,replace,set,put
・開閉、分離関連 :close,cover,cut,open,separate
・表現関連    :say,speak,smile,write
・売買関連    :borrow,buy,sell,steal
・生産関連    :build,make,manufature,produce

【状態動詞】
ありさまを表す動詞を状態動詞。

■状態動詞の例
・存在、関係関連 :be,belong to,contain,exist,include,have,lie,live,own,remain,resemble,remain,stand
・心理関連    :agree,decide,doubt,love,mean,remember,think
・知覚、感覚関連 :feel,find,hear,know,see,smell,taste,watch


【補足】
・「know」の取扱いについて
 knowという動詞は「知る」という意味ではなく、「知っている」という状態を表す言葉であり、
 I am knowing~というのは文法的に不自然な表現である。
 「知らない状態」から「知っている状態」への移り変わりを表現する動詞は、
 「learn」、「find out」が自然な表現となる。

・一般的には動作動詞は進行形に出来るが、状態動詞は進行形にはならない。
 ただし一部の例外もある。
 「become」「get」「grow」など、動きや変化が含まれる場合は進行形を取ることが出来る。
 We are becoming friendly.(わたしたちは仲良くなってきている)
 It is getting cold.(だんだん寒くなっている)
 The flower is growing fast.(その花は急速に成長している)

・現在時制の動作動詞は「習慣という状態」を意味する場合もある。
 I walk to school.(徒歩で通学する)

・状態動詞にも動作を含む性質のものもある。
 I always wear T-shirt.(いつもTシャツを着ている)
 I am wearing a hat.(帽子をかぶっている)
   
-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用 

2016年3月23日水曜日

自動詞と他動詞

【自動詞と他動詞の違い】

動詞には「自動詞」(Intransitive verb)と「他動詞」(Transitive verb)があります。

見分け方は以下の2つです。

①<目的語をとるかとらないか>
目的語をとる動詞   →自動詞
目的語をとらない動詞  →他動詞

・I looked at him.                            (私は彼を見た)  〔自動詞〕
・She plays tennis.                 (彼女はテニスをする) 〔他動詞〕

ただし、 同じひとつの動詞でも、自動詞用法と他動詞用法として使用される場合があります。
 
・Vegetables grow in greenhouses.                       (野菜は温室で育つ)  〔自動詞用法〕
・People grow vegetables in greenhouses                 (温室で野菜を育てる)  〔他動詞用法〕

・He walks every evening.                 (彼は毎晩散歩する) 〔自動詞用法〕
・He walks his dog every evening.          (彼は毎晩、犬を散歩させる) 〔他動詞用法〕

このように目的語をとるかとらないかで、自動詞か他動詞に変化する場合があります。


②<動詞+前置詞は自動詞>
・Let's watch the movie.                  (映画を観ましょう)  〔他動詞〕
・The movie will start at 9 PM.        (その映画は夜9時に始まる)     〔自動詞〕


【他動詞にしかならない動詞】

これらの動詞は他動詞としてのみ使用されます。
※前置詞との組み合わせ使用はありません。
■accompany(~と一緒に行く)■answer(~に答える)■approach(~に近づく)
■contact(~と連絡を取る)■discuss(~について論議する)
■follow(~について行く)■inform(~に知らせる)■leave(~から去る)
■marry(~と結婚する)■obey(~に従う)■oppose(~に反対する)
■reach(~に到着する)■resemble(~に似ている)■touch(~に触る)

(誤)・He married with her in Guam.
(正)・He married her in Guam.         (彼はグアムで彼女と結婚した)

(誤)・The plane is approaching to New York.
(正)・The plane is approaching New York. (飛行機はニューヨークに接近している)

-表現のための実践ロイヤル英文法-より引用